第6作品目は「七つの会議」
週末に女王陛下のお気に入りも観たけど、ちょっと感想は控えることにして。
池井戸潤作品は半沢直樹から下町ロケット陸王と、TBSのドラマは一通り見て来たので、気になって観に行って来ました。
話の内容は、池井戸潤ぽく大企業を舞台にした闇とそれに立ち向かう社員、悪事をなすりつけ合うもの達など、会社で起こり得そうな事柄が満載の映画でした。
特に日本の企業にある責任のなすりつけ合いや、ノルマの追求などいつの時代だよと思う人もいますが、まだまだ日本には存在してます。ノルマこそ企業では少なくなってきてますが、上司の為、社長の為、会社の為と日本人はサムライ魂みたいなものが刷り込まれているんじゃないかぐらい、組織をやたら大事にして、その点はほんと日本てどうなんだろうと感じます。だから個が潰れてしまい、正義をかざした日には会社の正義という名の組織の悪に飲み込まれていくのではないでしょうか。
そんなことを考えさせられる、また正義ってこれだよねって思い出させてくれるような、とてもすっきりした気持ちになれる映画でした。偽善でもいい。理想は絶対必要。